「外国人材を採用したいけれど、どの国の方が自社の職場に合うのかわからない」とお悩みではないですか?特定技能制度を活用した外国人材の受け入れが広がるなか、モンゴル出身の人材に注目が集まっています。本記事では、モンゴル人が日本で働く理由や、受け入れ企業が知っておきたいモンゴルの文化・国民性についてわかりやすく解説します。
モンゴル人が日本で働く理由
モンゴルの若者が日本での就労を選ぶ背景には、いくつかの要因があります。
経済的な動機
モンゴルの平均賃金は日本と比べると低く、日本での就労は家族への仕送りや将来の資金形成につながります。特に地方出身の若者にとって、日本での就労は大きなキャリアの機会となっています。
日本文化への親しみ
モンゴルでは日本のアニメ・漫画・ドラマが広く親しまれており、日本語を独学で学んでいる若者も少なくありません。日本への好感度が高く、「日本で働きたい」という動機を持って来日するケースが多いのが特徴です。
特定技能制度による受け入れ拡大
特定技能制度とは、2019年4月に創設された在留資格で、深刻な人手不足に対応するために即戦力となる外国人材を受け入れることを目的としています。特定技能1号(通算最長5年)と特定技能2号(更新制限なし)の2種類があり、農業・建設・製造業など16分野で活用されています。この制度の整備により、モンゴルから日本への就労ルートが広がっています。
モンゴルの文化・国民性:受け入れ企業が知っておきたいポイント
粘り強さと体力
モンゴルは遊牧民の文化的背景を持ち、厳しい自然環境のなかで生活してきた歴史があります。そのため、体力があり粘り強く仕事に取り組む方が多いとされています。物流・建設・農業・製造業など体力を要する業務との相性が良いといわれており、採用実績のある企業からも高い評価を受けています。
強い責任感と規律
モンゴル人は責任感が強く、任された仕事をやり遂げようとする姿勢があります。また、規律を守る傾向が強く、職場のルールや上下関係への適応が早いという声も多く聞かれます。日本の職場文化との相性が良い点のひとつです。
日本文化への適応の早さ
前述のとおり、モンゴルでは日本のポップカルチャーが普及しており、来日前から日本文化への理解がある方も多くいます。礼儀や時間厳守といった日本の職場文化への適応がスムーズなケースが多いとされています。
受け入れ時の注意点
日本語レベルには個人差がある
日本語学習者は増加しているものの、レベルには個人差があります。採用時には日本語能力の確認を行い、入社初期には日本語サポートの体制を整えておくと、職場への定着がスムーズになります。業務に必要な日本語表現を丁寧に教える機会を設けることが、長期的な戦力化につながります。
暑い環境への慣れ
モンゴルは内陸性の寒冷気候であるため、日本の夏の高温多湿な環境に慣れるまで時間がかかる場合があります。特に屋外作業や高温環境の職場では、入社直後の体調管理に配慮した対応が望まれます。
宗教・食文化への配慮
モンゴルでは仏教やシャーマニズムを信仰する方が多く、特定の宗教的行事がある場合もあります。また食事に関しても、個人によって好みや制限がある場合があります。入社時にコミュニケーションを取り、柔軟に対応できる職場環境が安心感につながります。
特定技能制度を活用したモンゴル人材の採用ステップ
特定技能制度を通じてモンゴル人材を採用するには、大きく以下の流れをたどります。
- 受け入れ分野が特定技能の対象16分野に該当するか確認する
- 技能試験・日本語試験に合格した候補者と雇用契約を締結する
- 支援計画を策定する(または登録支援機関に委託する)
- 出入国在留管理庁へ在留資格申請を行う
登録支援機関とは、受け入れ企業に代わって外国人材の生活支援や就労サポートを行う機関のことです。支援業務の委託は義務ではありませんが、初めて外国人材を受け入れる企業では専門機関を活用するケースが多く見られます。
なお、2026年1月1日に行政書士法が改正され、在留資格申請書類の「作成」は行政書士・弁護士のみが報酬を得て行えることが明確化されました。登録支援機関は書類の「取次(入管への提出)」は行えますが、書類作成は行政書士との連携が必要です。採用を検討される際はこの点もご確認ください。
特定技能の受け入れについてお悩みの方は、登録支援機関でもあるシャインアーチ株式会社にお気軽にご相談ください。

