「ベトナム人材に興味はあるけれど、実際どんな人たちなのか分からない」とお悩みではないですか?
特定技能や技能実習で外国人材の受け入れを検討する際、ベトナムは最初に名前が挙がる送り出し国のひとつです。しかし、「どんな特徴があるのか」「採用する際に何を気をつければよいのか」が分からず、踏み出せていない採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ベトナム人材の国民性・日本での就労実績・採用実務上の注意点をまとめて解説します。特定技能での受け入れを検討している中小企業の担当者の方に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ベトナム人材の基本的な特徴
勤勉さと向上心の高さ
ベトナムは日本への技能実習・特定技能ともに最大規模の送り出し国であり、長年にわたって多くの人材が日本で就労してきた実績があります。ベトナム人材に共通して見られる国民性として、勤勉さ・向上心の高さ・器用さが挙げられます。
「少しでも高い技術を身につけたい」「キャリアアップしたい」という意欲が強い傾向があり、製造業や食品加工などの分野では細かな作業への適性が高く評価されています。
日本語能力の高さ
ベトナムでは日本語学習者が非常に多く、日本語能力試験(JLPT)を取得して来日する人材も少なくありません。また、技能実習からの移行者は日本での就労経験があるため、職場環境への順応が早いという特徴があります。
ただし、個人差はありますので、採用時に日本語レベルを確認することをおすすめします。
宗教・食事の特徴
ベトナムは仏教徒が多い国ですが、日常生活での宗教的な制約は比較的少なく、食事面での制限も多くありません。職場での食事提供や社員食堂がある企業でも、対応しやすい点はメリットといえます。
ベトナム人材が活躍している分野
特定技能の対象16分野(2026年時点)のうち、ベトナム人材の就労実績が特に豊富な分野は以下のとおりです。
- 製造業(工業製品製造業・飲食料品製造業):細かい作業への適性が高く、製造ラインでの即戦力として活躍するケースが多い
- 農業・漁業:体力と忍耐力を活かした分野。地方の農家でも多く受け入れられている
- 介護:日本語能力と丁寧な対応が求められる分野。日本語レベルが高い人材が特に向いている
- 建設・造船:技術的な習得力と器用さを活かして活躍する人材も多い
特定技能1号は、対象分野の技能試験と日本語試験(またはN4以上)に合格することで取得できる在留資格です。技能実習2号を修了した場合は試験が免除されるため、技能実習からの移行者が多いベトナム人材は特定技能との親和性が高いといえます。
採用実務で押さえておきたい注意点
待遇・評価制度の整備が定着率に直結する
ベトナム人材は待遇改善への意識が高い傾向があります。特に、技能実習を経験してきた人材は日本の労働環境をよく知っているため、給与水準や昇給ルールについて明確な説明を求めるケースが少なくありません。
特定技能の受け入れにあたっては、労働条件が日本人と同等以上であることが法令上の要件となっていますが、それに加えて評価制度やキャリアパスを示すことが長期定着につながります。
口コミが広まりやすいことを意識する
ベトナム人の同国人コミュニティは結びつきが強く、職場の評判が口コミで広まりやすいという特徴があります。良い職場環境であれば紹介採用につながるメリットがある一方で、待遇や対応に問題があった場合も同様に広まる可能性があります。
外国人材を受け入れる際は、日本人従業員と同じく、公正で透明性のある職場づくりを心がけることが重要です。
特定技能2号への移行を視野に入れる
特定技能1号は通算最長5年の在留資格ですが、より高度な技能水準を持つ人材が取得できる特定技能2号(※介護分野を除く)は更新制限がなく、家族帯同も認められます。長期的な人材確保を考えるなら、特定技能1号から2号への移行を支援する体制づくりも検討する価値があります。
育成就労制度への移行も把握しておく
現行の技能実習制度は2027年4月1日に廃止され、新たに「育成就労制度」へ移行します。育成就労制度では原則3年の在留後に特定技能1号への移行を目指す流れが想定されており、「育成就労(3年)→特定技能1号(最長5年)→特定技能2号」というキャリアパスが描けるようになります。技能実習からの移行者が多いベトナム人材にとっても、この流れは重要な変化です。最新の制度情報は出入国在留管理庁のウェブサイトでご確認ください。
まとめ:ベトナム人材の受け入れを成功させるために
ベトナム人材は、勤勉さ・向上心・日本語能力の高さを備え、製造業・農業・介護など幅広い分野で即戦力として活躍できる人材が多いことが特徴です。一方で、待遇の公正さや職場評判への敏感さなど、受け入れる側が意識しておくべき点もあります。
成功のポイントは、法令を守った適切な待遇はもちろん、キャリアアップの見通しを示し、長く働いてもらえる環境を整えることです。
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